IT業界のエンジニアになるには、ITに関する知識や技術を習得しなければいけません。よく知られているのがプログラミングですが、プログラミングをまったくしたことがない人にとっては、敷居が高いでしょう。
ほかにも、ソフトウェアやハードウェア、ネットワークなどの知識を、企業の分野に応じて学ぶ必要があります。学習しなければいけない内容が多いので、IT業界のエンジニアになるには、途方もない時間がかかってしまうと考えてしまうかもしれません。
しかし、実際には早ければ数週間、平均的には数か月間でエンジニアとして就職できる道があります。その1つとして、IT業界のエンジニア育成のために実施されている、就職支援付きの短期セミナーを活用するのが近道です。
短期セミナーなので、1日で終わりというわけではありませんが、数か月間を目安に週に1日程度のペースで進められるものがほとんどを占めます。数週間あるいは数日にまとめて、行うセミナーもあるのが実態です。
短期セミナーの場合には、1つの分野に特化した知識や技術を学べるようになっているものもあります。数か月間のセミナーでは、基礎から学んでITパスポートなどの資格取得を目指すケースもあるようです。
セミナーによって詳しい内容は異なりますが、一通りの知識や技術を習得して受講を終了した後には、就職先の斡旋もしてもらえます。そのため、エンジニアとしての基礎を学んだら、すぐに就職しやすいのがメリットです。